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2011.06.06 Monday

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2009.10.18 Sunday

私の中のあなた

「私の中のあなた」監督:ニック・カサヴェテス


思っていたよりストレートな家族の物語だった。
この題材で、泣かされないわけがない。
何気ないシーンでグッときた。
時間とはかけがえのないもの。

と同時に、「病気」ファクターというものについて考えさせられる。
もしも身近な人が病気になったら、もしくは自分が。と想像させられる。
この場合は、子供が病気になったケース。
自分だったら、もっとも可能性が高いのは、両親が老いていくことか。介護とか、もう結構リアルな事柄。
もちろん自分が何かの病気になる可能性だって十分にあるが。
病気はいろんなものを変える。あらゆるものを巻き込み、一変させる。
その強烈な影響力について考えさせられた。
それにしても、
10代の女の子が、苦しい病の果てにあそこまでの心の境地に至れるものなのか。
2009.09.30 Wednesday

空気人形

「空気人形」


ファンタジーの案配が絶妙。


とてもよかった。
終わり方も、意外だったけど、よかった。
ペ・ドゥナは可愛い。
キャスティングは総じて正解だったと思うけど、オダギリジョーだけが違和感。
あの役は、クドカンみたいな感じのほうがよかったと思います。
オダジョーのあのビジュアルで、あの仕事しているリアリティがゼロ。
大人の事情での配役か?海外受けを狙っての押さえなのか? 


老人がした「蜻蛉」の話。

蜻蛉の雌は、胃も腸もなく、あるのは卵だけ。
卵を産むためだけにほんの短い間だけ生きて死ぬ。
人間も、同じようなものだと。


空気人形が、好きな人の息で満たされるあのシーンは、究極の愛のシーンだなと思った。



それにしても、アラタの声は、ガクトの声とものすごくよく似ている・・・・







2009.09.23 Wednesday

プール

JUGEMテーマ:映画
 
シルバーウィーク最終日。

いろいろ詰め込んだ。


友達の30歳の誕生日を泊りがけで祝う(@ハイアットリージェンシー東京。眺め最高)

ブランチ後、締めに「プール」を鑑賞

一回家に帰って支度して夜集合。盛岡に向かって真夜中の東北道

朝市、冷麺、八幡平、温泉、バーベキュー

仙台のSAでじゃじゃ麺(本家とは別物とみた)、会津若松、飯盛山(石段の辛さをアナウンスしてエスカレーターを使わせようとし、さざえ堂では階段が無いことをアピールして拝観させようとする・・・)さざえ堂(拝観料を取るならばもっとちゃんと管理したらどう?と言いたくなる)、喜多方市、熊野神社長床、手打ちラーメン

磐越・東北道をひた走って帰京

これだけのことを4日間で。
そして東北では麺ばかり。

くだびれたけど楽しかった!
こんな弾丸ツアー、そりゃあ「大学生グループ」にしか見えないよね。


東北地方はすっかり秋だった。


「プール」
・加瀬亮の佇まいよし
・主役の女の子の顔の小ささに驚愕
・ゲストハウスと小林聡美の家の雰囲気よし
・素敵なプール
・タイスキ食べたい。タイ料理習いたくなった
・「かもめ食堂」ほど、街の描写が無かった。チェンマイのガイドムービーとしては物足りない
・人が分かり合うなんて無い。歩み寄って許しあい、共存することができればよし。親子・きょうだいなんて、その最たるものだ
2009.07.29 Wednesday

サンシャイン・クリーニング

「サンシャイン・クリーニング」を観る。
(@東宝シネマシャンテ。前日にネット予約したら予約番号3番目。水曜に見に行くときは絶対事前予約がいい。こんなに暑い中、チケットブースに並ぶ羽目になります)

成功者ではない人々、人生うまくいかない人々、運が悪い人々。
その悲哀、痛さ、切なさ、やりきれなさ、苛立ちの描き方がうまい。
ユーモアを交え、あくまでも温かな視線で、そしてやはり最後は明るくなければ。
姉妹役の女優2人もとてもよかった。その父役、アラン・アーキンは最高。やっぱり、狂気的なオーラを静かに湛えながら、その言動はどこまでもユーモラスでかわいらしい、という役がぴったりな俳優。

金持ち夫の庇護のもと優雅に暮らす奥様たちを、無神経で想像力のない平面的でグロテスクな感じに見せるところに、溜飲を下げつつ。
人生に、型どおりの成功も敗北も無い。その尺度に自分を当てはめて右往左往させられるのは、結局は消費主義的資本社会のワナなんだーと叫びたくなる。
どこに、どんな幸せや納得を見出したって個人の自由じゃないかと。それが、他の人にとってはまったく理解されないようなものでも。他人どころか、親兄弟にも分かってもらえなくても!と。
むしろ、自分を理解しない誰かに「わからせようとする」こと自体が不毛で、それを互いにやり始めるとどうしようもない押し付けの応酬になるだけ。
自分からネガティブスパイラルにはまり込みたくない。気をつけよ。


それにしても子役がうまい。
「リトル・ミス・サンシャイン」の子役といい、この監督は子役を発見するのに長けている。



それにしても、お金は必要なものではある。
もう既に、社会人2年目の妹に貯金抜かされてるかも?という一抹の不安を覚える日々。

そんなときに街に出るべきではないのかもしれない。が、友人への誕生日プレゼントを買わねばならず、店を回ってみれば、いろいろ目に付いちゃうわけで。
必要あるなしに関わらず、ピンときたら買うのが信条であるので、結果として消費活動に勤しんでしまった。


まあなんとかなるよ。

どの占いを見ても、お金には困らない星回りらしいから。
2009.06.07 Sunday

レッドクリフpart

 「レッドクリフpart供彜篤帖Д献腑鵝ΕΑ

ジョン・ウーならではの美意識炸裂なシーンはスローモー。
それ以外は怒涛の展開。
マンパワーにモノを言わせるこれみよがしな演出。
映像的快楽度は高いけど、やっぱりちょっと疲れるかなと。
小喬役の女優さんは確かに美しいけど、彼女が出てくると突然「アジエンス」のCMみたいになる。


派遣の給料が入るのは来月の15日・・・遠い。
欲しいものはたくさんあるが、優先順位のトップはやはり支払いが滞っている国民年金か。
給付水準が恐ろしく低くなるという不吉なニュースを耳にしたけど、普通預金よりは圧倒的に利率が良いし。
株関係の才能がゼロの身としては、もっとも手堅い運用ということになってしまう。


それはともかく欲しいもの。

・財布:今の財布はもう5年くらい使っている。風水的には毎年替えるべきとのことだし、次は金運の良さそうな黄とか橙、赤、金といった色のものが欲しい。
・新しいランニングシューズ:今度はもう少し軽いやつ。
・カスタネールのエスパ:とうとう履き潰してしまった。後釜として。
・ワンピース:夏だし。
・ロングスカート:ロングスカートにタンクトップという格好がしたい。
・サングラス:紫外線は目から入る。



2009.05.20 Wednesday

グラン・トリノ

 「グラン・トリノ」を観た。

ずっと淡々と画面を眺めていたような感覚だったのに、
クライマックスのところで、感情が極まるよりも先に、涙が。
こういう落とされ方は、はじめてかもしれない。
そんなつもりじゃなかったのに泣いてしまった。
そして、エンドロールの画面を見つめながらやっと感情が追いついて体を満たしていく。

ずドン と腹にくる映画。

ウォルトがつけたおとしまえは、
大切な友人たちのためだけでなく、戦争での出来事まで遡った、
彼の人生のおとしまえだったのだろう。


観終わってから、自分のお祖父ちゃんのことを思い出した。
主人公のウォルトとの共通点は、戦争の、実際の戦地の闘いを知っているということ。
朝鮮半島で10数人を殺したウォルト。
ビルマに行って、腹や脚に弾を受けながら、戦地の病院で終戦を迎えたお祖父ちゃん。も、
敵の何人かを殺した記憶を抱えていたのかもしれない。
誰にも戦争の話はしなかったということで、事実は誰も知らないけど。
お祖父ちゃんの、基本的には常に眉間に皺を寄せていた表情、身にまとっていた硬い空気は、ウォルトのそれとどこか似ていた。


2009.05.03 Sunday

スラムドッグ$ミリオネア


「スラムドッグ$ミリオネア」監督:ダニー・ボイル


決してあきらめない男、ジャマール。
その「あきらめない」一途さ、根性は、子供のころから変わらない。
スラム育ちで、幼い頃から、想像を絶する過酷な人生を生きてきた。
生きるためにいろんなことをしたけれど、彼の兄とは違って、ジャマールの人間性が汚れず、損なわれないのは、
本当に深く絶対的に思いを定めた大切なものを、片時も離さず心の中に抱き続けることができたからだと思う。
あまりにも純粋、シンプル。
そんな人間には、特別な運命があってしかるべき。
そんな人間の直感だから、すごい奇跡を起こしうる。


インドはカラフル。


2009.01.22 Thursday

レッドクリフ PartI

面白かった。「三国志」、ろくに読んだこともなかったけど。
全体としては、ロードオブザリングのような雰囲気。
いろんなタイプのリーダーが登場するので、分かりやすく違いが際立って良い。
人民のリーダーとしては、劉備がいいなあ。
彼を守る3将軍の驚異的な人間離れした強さは圧巻。

戦争の最中に「間」がありすぎるだろう、などとはもはや考えない。
様式美の世界だから。
それにしても、トニー・レオンは何をやってもかっこいい。
2008.12.09 Tuesday

おくりびと

JUGEMテーマ:映画


もう数週間前のことだけど、母と「おくりびと」(監督:滝田洋二郎)を観に行った。
重い、難しい題材を、夫婦や親子のテーマをブレンドし、適度なユーモアも加えて、意外な程にすんなりと見せている。配役も素晴らしく、特に山崎努はすごかった。
この映画に出てくるような「納棺師」という職業についてははじめて知った。
それほど一般的ではないのかなと思ったがどうなんだろう。

何となく地に足が着いていないような、ちょっと優柔不断ぽくも見えるチェリストが、所属するオーケストラが解散してしまったことで、自分の才能の中途半端さを認め、チェロに見切りをつけ、妻と2人、母が遺した家がある田舎の山形に戻ることにする。
そこで、ひょんなことから、「納棺」を請け負う会社に就職してしまう。
納棺とは、遺体の体を清め、死装束を着せ、死化粧を施し、棺に納める仕事。
その一連の「儀式」は、一挙手一投足すべてにビンと緊張感が張り詰めた、隙の無い、様式化されたもので、武道の形や茶道のお点前にも似ている。
所作は丁寧で優しく、死者を敬い労わっている。本木雅弘と山崎努の、完璧な納棺の技術には、本当に惚れ惚れした。
だからこそ、死んだ人を見たこともない主人公(30過ぎになって一回も見たことがないというのもやや不自然だけど)が、だんだんとこの仕事に真剣に向き合い、誇りを持っていく様は説得力があった。

人は誰でもいつかは死ぬし、「死」に関わる職業はいつの時代も何らかの形であって、それは誰かがやっていることなのだ。
でもやっぱり、世間にある、そういった職業を忌避してしまう傾向は否めない。
自分も含めほとんどの人が、もし家族の誰かが「納棺師」になるといったら、ショックを受けるのではないだろうか。
少なくとも簡単には、受け入れられないだろうと思う。

だけど、自分にもあるそういった先入観をいったん脇に置いて論理的に考えれば、「死」のまわりにある職業を忌避するというのは、理に適っていないと思える。
日常的に人の死に接する仕事という意味では、お坊さんや司祭はもちろん、医者や看護師とだって変わりないのに。でも、文化的なDNAの成せる生理的レベルの無意識の意識は、そう簡単には変わらない。

それでも、
この映画を観て、改めて、ああ、いつかはみんな死ぬんだな。と思った。
親も、きょうだいも、自分も死ぬ。
そのときになったらやはり、お願いするのはその道のプロフェッショナルということになる。
そのとき、大切な人の大切な遺体を、こんなふうに丁寧に優しく扱ってくれたとしたら、そうでない場合にくらべて、どんなにか嬉しく心が癒されるだろうかと思う。

そして、
人が死ぬのって、何なんだろう。と素朴に考えさせられた。
これまで自分は、死ぬ、という現象について、ある日突然誰かの死に遭遇し、ともかくその時をやり過ごす、というかたちでしか経験してはこなかった。
誰かが死んだ時には、端的に、「永遠にこの世界から存在が消えてしまうこと」という以上に、深く考えることはしなかった。
消える、ということの本質については目を向けずに。

それはやはりどこかで、今のところ健康な人間の傲慢さから、死というものについて、彼岸のこと、他人事感があって、だから「それについてはまだいいだろう」と棚上げしてきたのだと思う。
正直、決定的に絶望的に大きな喪失を経験していないということもあるのだろうし。
「死」というものについて主観的に、真正面に捉えることは、難しいし、恐いことでもある。例えば「両親の死」にしても、リアルに想定するのは正直恐い。
自分にとってのリアルな死、は恐い。

神にも仏にも頼らずに、自分だけで真剣にぶつかっていくには、かなり厳しいゴールだろう。今、ちらっと想像するだけでも心臓が冷えるほどに恐い。
生まれたその瞬間から、すべての人に等しく定められているただひとつのことが、これなんだからなー。と思うと、少しやりきれない気分になる。
そして、皮肉なことに、生まれる場所も時も選ぶことはできないけど、コレだけは、人間には、やろうと思えば、場所も時も方法も選ぶことができるのだ。自分のも他人のも。
なんて因果な生き物なんだろうか。
自分で場所も時も方法も選ばずに、そして誰からも奪われずに、生を全うできることが、なんて幸せで素晴らしいことかと思う。
2008.12.04 Thursday

崖の上のポニョ

JUGEMテーマ:映画


近所の劇場で上映終了間近のポニョを見に行った。
宮崎駿監督の、圧倒的な力技には感服した。
荒唐無稽なのにそこはかとなく決定的にリアルな夢を見ているような感覚に似ていた。
怒涛の展開に、え?え?え?と目を見張っているうちに、まさに映画の中の大津波さながら、物語にさらわれて、いつの間にか陸に着地してしまう。
こんな映画は、彼にしかつくれない。
また、彼しかつくってはいけない。

愛と責任、母と子の物語。
もし人の親になるのなら、宗介の母親、リサさんのような、あんな強くて優しい母親になりたい。
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