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2011.06.06 Monday

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2006.07.17 Monday

読書日

今朝のフルーツ:無し
今朝の体重:49.4キロ

連休の最終日、海の日の今日は雨降り。
気温は低いのに湿度が高いので暑苦しさは変わらない。
ノーブラノーメイクで過ごす日とし、何ヶ月も前に図書館で借りたままの本をまとめて読む。

「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」晶文社/森達也
この作家のことは正直よく知らないし、彼がつくったオウムを題材にしたドキュメンタリー映画「A」「A2」も未見。だけど、彼がしきりに強調する、「公平、中立、客観性なんていう概念は思い込み、幻想だ」、というのは確かにそうだなと思う。本物の公平性、客観性なんていうのは、言い換えれば神の視点ということだけど、人間は皆神様じゃないのだから。
だいたい、嫌なニュースを見聞きしたときに、「この事件は客観的に見て・・・」なんて考えない。まず、胸の中になんともいえない嫌なもやもや、墨みたいなものが拡がって、やりきれない、うんざりした「気分」になったり、寒気がしたりする。それは他の誰でもない、自分自身の生の、主観的な反応だ。
また、ひとりひとりはそう(主観しかもち得ない人間)でも、テレビ局や出版社、といったメディア、国家や国連といった大きな組織なら、数の論理である客観性をもち得る・・・というような考え方も幻想だろう。
想像力の欠如というのは、身近なことから国家間のレベルまで、いたるところで弊害を及ぼす、この世の最大の諸悪の根源かも。
異化したものに対して想像力が停止することによって、自分と同じ「人間」とも思わなくなってしまう。昔から今も変わらず、永遠に終わらない悪循環。
人々の想像力を操作したり機能停止させたりするのもメディアだけど、この悪循環を断ち切るのに大きな役割を果たすことができるのもまたメディア。そのどっちに転ぶかを決めるのは人間。

「なれずもの」イースト・プレス/中島らも
中島らもと6名の対談相手との対談集。結構「へえー」と思うポイントがたくさん。本上まなみはなぜこのラインナップに含まれたのか首を傾げましたが。
宇梶さんが分析する不良のメンタリティ。ドロップアウトしてしまったという思いがあるからこそ、社会を構築したがる。ファミレスを占拠して幹部会っていうのは確かにはた迷惑だと思うけど、書記長が議長を務めるとか、なんだか微笑ましい。終わった後はきっちりお会計はするんだろうな・・・とか。
あと、天才子役神木君はやっぱりすごいらしい。宇梶さんは、彼が必要な場面でぱっと泣くということ以上に、昂ぶった気持ちからスーッと戻っていく途中を見るのが好き、と言う。涙だけ流す嘘泣きじゃなく、本当に気持ちを昂ぶらせて泣いているというのが信用できる、と。神木君・・・顔がかわいい、器用な子供というだけではないらしい。
安部譲二さんが語る昭和の任侠の世界の話は、なかなか知る機会のない豆知識(?)だ。それにしても、麻布にしろ灘高にしろ、卒業生はみんな一流企業の重役か官僚か医者か弁護士になるものだと思い込んでいたけど、安部さんや中島さんのような人もいるんだな。バラエティ豊富で、同窓会は濃く楽しいんだろうな。
そしてリトル・モア。
前にホームページでバイトの募集をしていて(割と頻繁にある)、「給与はとても安いです」という記載があり、きっと本当にものすごく安いんだろうなあと思ったけど、まさかそこまでとは。それで1年間頑張ったら社員になれるらしいけど、1年頑張れた人はきっとどこでも大丈夫だろう。

「牢屋でやせるダイエット」青春出版社/中島らも
22日間の拘置所生活で、寒さゆえ皮下脂肪を蓄えなければならないということから、味はおいしいけど「心を込めて冷やしてある」ご飯を毎日3食きっちり食べ、不眠症なので眠れないけど体はしっかり休めて、出たときには4キロ肥っていたということなので、このタイトルは間違い?体じゃなくて、精神面で削ぎ落とされるっていうことかな。
堀江さんは8キロ痩せて出てきたが、彼も中島さんのように、思索に耽ったり、看守と人間らしい交流をもったりしながら、何か新しい境地に至ったりしたのだろうか。
中島さんは、「人の一生はあり余る時間との闘い、時間という監獄から釈放されるためには死ぬしかない」という。
普通に暮らしていると国家、国家権力なんてものは、存在どころか概念さえ幻のようだけど、逮捕、拘留されてはじめて現前し、体感することで、世の中を見る目、その中で生きること自体の捉えかたが、決定的に変わってしまうかもしれない。あるいは、国家権力なんてどうでもいい、それとはまったく別の次元でも。それくらい強烈で特殊な経験であることは確か。
2011.06.06 Monday

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コメント
MH-LOTUSさま
コメントどうもありがとうございます。
そうだったのですね。
どうりで、対談中のらもさんの調子がジェントル・・・。嬉しかったんだろうなあ。
好きな人と対談できるなんてなんと羨ましいことでしょう。
  • hoho
  • 2006.07.21 Friday 22:30

本上さんが含まれたのは、らもさんがラブコールを送ったからなんですよ。
本上さんもらもさんのファンだったらしく意気投合って感じですね。
らもはだでおっしゃてましたよ。
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