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2011.06.06 Monday

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2006.09.03 Sunday

神降地

20060903_168363.JPG早朝6時過ぎにこっちに住んでる従姉妹が車で迎えに来てくれて、姉妹(私+妹)+従姉妹の3人で、約束の地へ。あんまり寝てないが眠気を感じないほど、楽しみで興奮していた。
まだ県外ナンバーの車も観光バスもいないガラガラの道をひた走り、まずは沢渡という場所まで。上高地はマイカー規制されているので、ここで車を置いて、バスに乗り換えていくことになっている。30分ほどで上高地バスターミナルに到着。バスは往復1800円。4人以上ならタクシーでもお得。
標高が上がるほどに気温が下がり、上高地の気温は12℃ほど。
バスを降りたらきりっと涼しく、そして空気がものすごく美味しい。あまりに綺麗な空気だから、違いがわかるのだ。普段御徒町あたりで吸っている空気とはまるで違う味。
天気も素晴らしく、河童橋からの山の景色もくっきりと鮮やかに映える。
河童橋を渡ったところの店で揚げたてのコロッケを買い、腹ごしらえをする。目指すは明神池。約一時間強の道のり。
20060903_168364.JPG
道すがら、下山してくる登山客と擦れ違う。登山帰りというのに、元気にサクサク歩いていてすごい。
そしてみんな礼儀正しく感じよく、気持ちのいい挨拶を交わす。それはもちろんマナーだからということもあるのだけど、その根底には、これだけ力強い自然の中を歩いていると、人間に会うとほっとして嬉しいからなんじゃないかなあとふと思った。私はそんな気がしたので。しばらく他の人影がなく3人だけで歩いていて、たまに向こうから人が現れると、ほっとして、自然と声を掛けたくなる。

明神池までの道はところどころきつい勾配もあるけど、景色がくるくる変わり、綺麗なポイントがたくさんあって楽しい。
雄大な北アルプスを背にした、湿地帯や渓流、森林。途中の湿地帯では野生の猿に遭遇。親子で水浴びをしていた。いいもの見たねーと言い合う。

そして、明神池。
パワースポット。
早い時間だったのでまだ人も少なく、静寂が保たれている。
何といったらいいか、とにかく神秘的で、不思議な場所だった。
言葉では語り尽くせない、写真では到底伝わらない。
水の色がとか透明度がどうだとか、そういうレベルで図れる感動ではないのです。
静かな水面の波紋だけを延々見ていられる。
二之池の浮島の、自然の成せる完璧な造形美をいつまでも眺めていられる。
見つめていながら何も思えず、思考の中に言葉が浮かばない。
ただ何かが迫ってきて、涙だけ出そうになる。
この場所を独り占めしたいと思った。

心を鷲づかみに揺さぶられたような、静かに洗い流されたような、不思議な状態だった。

その後、明神池の近くで岩魚の塩焼き1匹を分け合う。
囲炉裏で炭火焼をした岩魚は骨まで食べられ、美味しい。
そうしているうちに続々と人が増えてきて、頑張って早起きして本当に良かったと思った。あれ以上の人の多さの中では、また違った印象になっただろうから。

明神館で折り返し。
来た道とは梓川を挟んで対岸のルートを戻る。行きよりもだいぶまっすぐで平坦な道だったから、同じ距離でも20分くらい短い時間で河童橋まで戻れた。しかし景色も平坦だったので、体力のある往路にきついけど景色が多様なルートを選んで正解だった。ここでも親子猿に遭遇。
一応野生動物に餌を与えたりすることは禁止されているのだけど、このあたりの鴨や猿は人をまったく恐がらないし、慣れている。

河童橋に着いて、五千尺ホテルの喫茶室でケーキと、売店で野沢菜のおやきを買って食べた。
まだお昼過ぎという時間帯だけど、ここへ来てどっと疲れ、大正池まで歩くことは断念し、途中の帝国ホテルまで。ウェストン卿のレリーフも一応確認。
帝国ホテルは思ったよりも小ぢんまりとしたロッジ風。
ここの喫茶室のケーキも美味しそうだった。
帝国ホテル前バス停から下りのバスに乗り、沢渡へ。
今日は団体の観光客がものすごく多く、しかし道は狭くてバス同士が擦れ違えないので、上高地バスターミナルまで団体さんを迎えに行く上りの観光バスがひとしきり行過ぎてから、やっと下りのバスが一気に降りてくる。結局30分くらい待って、やっと来たバスもいっぱいだったが、何とか補助席に座れた。
それにしても、帰りの車があの観光バスの一団が下ってくるのとバッティングしたら大変だった。

ところで山にはデトックス効果が確かにあると思う。
精神的にはもちろんのこと(まさに命の洗濯)、歩くことによる腸の活発化も一要因だろうけど、とにかく出るんです。
途中の公衆トイレに欠かさず入っているのに、すぐにまた行きたくなる。
これは、山のきれいな澄んだ空気を吸い込んで運動することで、体の毒素が押し出されるんじゃないかと思う。きっと。
2011.06.06 Monday

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