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2011.06.06 Monday

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2009.08.15 Saturday

Mt.FUJI2009

「富士山に 一度も登らぬ馬鹿 三度登る馬鹿」

という言葉があるらしい。
その心は、

日本一の山に一度も登らないなんて馬鹿、
しかし、飽きずに3度も登るのも馬鹿。 ということなのか、それとも、

2度登っても登頂できずに3度目に挑戦する羽目になるなんて馬鹿。 ということなのか。

定かでない。


私の今回は2度目。
早朝7時、新宿駅を出発。


お盆休みの最盛期ということもあって、大盛況の五合目。 外国の人も多い。

私よりも若くかわいい女性山岳ガイドさんに導かれ、12時頃に五合目を出発。


前回は夕方から登り始めたから、ずっと暗く、周りの景色も見えなかった。
なので、昼間から登る富士山が新鮮。 登山道の全貌を、はじめて知った。

当たり前だが、昼間だと景色が見える。
自分が来た道、行く道が見え、登るほどに景色が変化していくということが、山を登るときにどれほど重要かということも、今さらながら認識。
前後まったく見えずに、ただ闇雲に足を運ぶだけだった前回の自分たちが、とても気の毒に感じた。
ペースもめちゃくちゃで、後半は完全に高山病になり意識朦朧だったし、勉強不足で富士山に挑むのは本当に危険な行為と知る。 よく生きて帰ってこれたな自分。

ガイドさんも要所要所で富士山についてのあれこれを説明してくれる。
(彼女は信じられないくらいタフ。 ツアーの列を前後行ったりきたりしながら、終始大声を張り上げる。 聞けば、1シーズンに30回くらいは登り、通算100回くらい登ってるとのこと)


登山者が途切れることなく続いている登山道。

ガイドさん先導のもと、ゆっくりペースで20分に1回程度休憩も取りながら登っているせいか、
前回の苦しさは何だったのかと思うほど、今回は体が楽。
なんて無謀だったんだろう、7年前の自分たち。 と友人と言い合う。
(五合目から一気に山頂まで行くなんて、よほど体力に自信がある人でない限り無理)


今回、なんといっても天気には恵まれた。 最高。
一度も雨に降られず、風も穏やか。
夜は満点の星空に、流れ星を見た。 きれいだった。

16時頃山小屋に到着し、カレーの夕食。
そして寝袋に入るも、案の定一睡もできず。
高山病の症状なのか、ちょっと頭痛もあった。
急に高い場所に行くため内臓が膨らんだような感じになり、山小屋の番頭さんのような富士山のベテランでも、シーズンの最初に登ったときは寝付けないことがあるらしいから、眠れないのはフツーです、 とガイドさん。
眠れなくても体は休んでるから大丈夫、とのこと。
23時頃、山小屋出発。 あまり寒くはなかった。

本八合目から頂上までは超大渋滞。 休憩場所を確保するのも難しいほど。
高度3000メートル以上の岩場に、真夜中、人が芋荒い状態でよじ登っている。
というのも、冷静に想像してみるとシュール。

そして登頂。

山頂はどこもかしこも満員電車の中のような様相で、全貌すら掴めず。
神社でお守りも買いたかったけど、一度通り過ぎたらそこまで戻ることは不可能だった。
(あまりの混雑で殺伐としているなか、人を押しのけ、押しのけられながらお守りを買うというのも何かな、とも思い)

ここは、日本一高く、そして日本一混んでる山だ。


そして日の出の時刻、残念ながら山頂は雲がかってしまい、ご来光は拝めず。

結局、神社にも行かず火口も見ず、山頂ラーメンも食べず、トイレの列に並んだものの時間切れで用を足すこともできずに、下山の途に。
山頂の滞在時間およそ30分。 あまりに慌しく、実感がないまま。

下り始めて少ししたら、朝焼けが見られた。

雲海に金色の光。

とても美しかった。  ここは異界。


あとはひたすら下るのみ。 永遠に終わらないかと思えるような、九十九折の滑りやすい砂利道。

ガイドさんも何回登っても下山はつらいというが、ほんとうに悪夢のようにきつかった。
まさに、行きはヨイヨイ帰りはツライ。

11時頃、無事下山。

ガイドさん、この後すぐに次のツアーの引率で八合目に向けて出発するという。
一同驚愕。


ああでも、登頂できたことがじんわりと嬉しい。
清々しい達成感と、感動。

ここのところいろいろとあんまりパッとしない感じだったので、なんだか久々に上がった。


でも、登頂したことで、目標を見失ったような一抹の寂しさも覚える。

富士山はちょっと特殊な体験で、一種の通過儀礼だったと思う。
また登ることがあるかわからないけど、自分にとっては、富士山はいわゆる趣味的な登山とは、やっぱりカテゴリーが違うような気がする。
聖地巡礼というと大げさすぎるけど、それに似た何か。


まあ、他にたいした登山経験があるわけではないけど。
山は、これからもぼちぼち続けたい。
とりあえず次なる山、決めねば。
2011.06.06 Monday

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